藤田昌志 比較文化学のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

江戸思想小史 ⑧国学運動の人々  2024.9.26 木

比較文化学的


             本居宣長
    江戸思想小史 ⑧国学運動の人々
 契沖・荷田春満・賀茂真淵を継いだ本居宣長(1730-1801)は国学運動を大成し、「もののあはれ」という物事に触れた感情の感動と神の道を重視した。
 平田篤胤(1776-1843)は古道を神格化し自己の信仰内容を日本の古典によって論証しようとした。
 明治以後、平田派は祖先教としての神道を確立するうえで大きな影響力を持った。



                                                                 源了圓(2021)  pp.213-248


  ノート
 本居宣長は「もののあはれ」という事物に触れたときの感動を日本的なものとし、理屈っぽい唐心でない大和心を宣揚した。
 エスノセントイズム 自文化中心主義 である。悪いとは言えないが、世界との折り合いをどうつけるのか。そういう考えがないから、どんどん軍隊が他国を侵攻していった。
 天皇崇拝は国家神道の重要な要素であるから、現在の象徴天皇制の中でも天皇への敬愛の念を持つということは国家神道が現在でも伏在していることを意味している。そして多くの国民が天皇への敬愛の念を持っているという前提が象徴天皇制にはある。ここに象徴天皇制の難しさがある。東大の島薗進という先生が言っている。過去のブログをご覧ください。


                           2024.9.26  木曜日

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