丸山眞男 ① 2026.5.11 月

丸山眞男
丸山眞男(1914-1996) ①
丸山は敗戦後ほどなく東大法学部助教授だった時「超国家主義の論理と心理」という論文を書き、戦時下日本を「超国家主義」と位置付けてスター学者となり、その後も(1952)『日本政治思想史研究』という大著を著し、岩波新書で(1962)『日本の思想』を出した。さらに「『文明論之概略」を読む』などというのを岩波新書で全三冊で出した。
『日本政治思想史研究』は荻生徂徠を論じて、徂徠の政治思想における儒学的秩序はすでに破綻の芽を持っていたとしたものである。江藤淳の『近代以前』はこれに対抗して朱子学的秩序の擁護を図ったものだろう。
小谷野敦(2016) pp.115-116
ノート
丸山眞男の「超国家主義」(国家主義を極端にしたもの)については橋川文三が「国家を超える主義」という視点から北一輝や農本主義を再評価しようとした。ネイションステイツ 国民国家 のネイション 国民意識 を形成するものは何か❓️すでにかつての「天皇」ではないし、我々は、何をもって「日本人」と思っているのだろうか❓️排外主義だけでは、やっていけなくなっている。
2026.5.11 月曜日