藤田昌志 比較文化学のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

  『網走番外地』高倉健 主演

比較文化学的

 

   『網走番外地』高倉健 主演 BS12   2022.12.20 pm7:00-8:50
    あらすじ
  仮出所になった橘(高倉健)は病身の葉山(千葉真一)の保釈金を得るために、オホーツク海側の港町にトラックで荷物を運ぶ仕事を引き受け、いかがわしい連中と荷物を運ぶ。途中、病人や自殺未遂の女が乗って来る。
 葉山の女房を奪って「自分の女」にした親分に指をつめさせるのは、現在では、描けないだろう。いかがわしい男たちは山中で麻薬製造し、口封じのために橘を事故死にして、証拠隠滅しようとする。雪の冬山での攻防戦。悪は滅びる。
 葉山は義侠心の強い、女性や他者への思いやりのある男として描かれている。
 網走刑務所で「おかま」が二人、丁々発止、品なく、激しく口汚くやりあうのは、ある種のすごみがある。


    ノート
 葉山(高倉健)は義侠心のある、腕っぷしの強い、男らしい男として描かれている。トラック会社社長の娘(大原麗子)にも優しい。「気は優しくて力持ち」というかつての「男らしい男」を演じる高倉健は、やはり時代のシンボルとして今も輝いている。「男らしい」「女らしい」という言葉は、いまでは死語になっている。「死語」となっていることに少し違和感があるのは、私が60代だからであろうか。「草食男子」と言われる若者についての言葉をつくったマスコミが嫌いだ。
                           
    2022.12.24         土曜日

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