藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

オーストラリア人のこと

 オーストラリア人のこと
 イギリス系が多いので、白人系は背が高い人が多い。顔もはっきりしている。ロイヤル・メルボルン・インスティテュート・オブ・テクノロジー Royal     Melbolun   Institute    of     Technology     という理系大学の文系学部で日本論、日本人論を勉強しているというので、どういう勉強をしているのかと聞くと、英語で書かれた日本論、日本人論を勉強しているとのことで、程度の低い勉強をしているなと驚いたことがある。日本の新聞を読めるレベルにも達していない。非漢字系の日本語学習はたいてい会話どまりの初級、中級日本語教育である。日本の英会話学校の英語教師もその程度の日本語しか話せないのが大半である。漢字の学習には時間がかかる。
 日本語教師の日本人で、毎年、夏はオーストラリアで過ごすという人がいた。その人によると、オーストラリア人は文化的に古い歴史と伝統のある日本、清潔で民度の高い日本に一種、羨望のまなざしを持っているとのことだった。
 自動販売機はオーストラリアやアメリカには存在しない。ショベルカーで持ち去ってしまうからである。オーストラリアは多人種、異文化交流の進んだ国だという人もいるが、タイ人がアイスクリームをオーストラリア白人から投げつけられたりすることもあると小柄なオーストラリア人留学生が言っていた。



                              2023.5.15   月

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