藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

所有欲、支配欲と許容度      2023.10.26

   

     所有欲、支配欲と許容度 
 ひろゆきの人生相談より。
 27歳の女性の相談:結婚を申し込まれている男性がいる。収入もあり、生活は安定している。しかし、顔が好みでない。いや、不細工で嫌いである。どうしたらいいか。
 ひろゆきの回答:生活の安定を求めるなら結婚したら。顔が好みでないのは、好みの芸能人のファンになり、その芸能人のコンサートなどに行って、不満を解消すればいい。
                                                                                                                (TikTokより)


 ノート
 人間は異性に対して、所有欲や支配欲を持つ。人によって差があるが、ひどくなると、自分の思うがままに操り、支配しようとする。結婚する前は猫をかぶり、子育てが終わってから、その本性をむき出しにして支配欲を全開させて、離婚する場合も最近は多い。
 許容度がどれくらいあるかで、人に対する態度は変わる。ぎすぎすした、敵意満開の男性化した女性が最近、多いように思う。女性の社会進出がそういう面を助長している。女性の社会進出が悪いわけではないが。女性が社会進出するには男以上に男化する必要があるので、やむを得ない面もある。
 数だけの男女平等は弊害が多い。欧米の真似もしないといけないだろうが、日本的な在り方が望まれる。
 山本周五郎の『日本婦道記』などを読むとそう思う。


                          2023.10.26  木曜日

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