藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

2024.1.19 歌会始の儀  御歌       2024.1.31


  2024.1.19 歌会始の儀 


   御歌


  をちこちの旅路に会へる人びとの笑顔を見れば心和みぬ  
                               天皇陛下


  広島をはじめて訪ひて平和への深き念ひを吾子は綴れり
                               皇后陛下


  幾年の難き時代を乗り越えて和歌のことばは我に響きぬ
                               愛子内親王   



    ノート
 天皇の歌には呪術的、祈祷的な意味があり、国の平和と豊作を祈りによって呼び寄せるという思いがあった。今年の御歌を見ると、お題が「和」であることもあるだろうが、天皇一家が「平和」を希求していることが見て取れる。
 愛子内親王の御歌からは、「和歌」の精神、伝統を学ぼうとする「自覚」が感じられる。
つぎは愛子内親王でいいのではないか。国民の総意はそんなところではないか。
 LGBTQの時代に、男系中心主義は、血による差別をさらに鮮明に際立出せるものでしかない。竹田、聞いてるか?


         
                           2024.1.31    水曜日

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