藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

酒にまつわる話   3

 

   酒にまつわる話   3
 代々木上原駅の近くに洋風居酒屋があって、カリフォルニア・クーラーというライトなワインがあり、口当たりがよくて、たくさん飲んだのを覚えている。今から34年ぐらい前の話である。
 職場の○○国際センターは幡ケ谷のほうが近いが、住居が小田経線沿線にあったので、小田急線で通っていて、代々木上原で上降していた。たまには幡ヶ谷じゃなくて、代々木上原に来てくださいと言って、上司と飲んだ時の酒である。その上司は、エアーフランスで働いていたことがあり、フランス語の通訳資格をもっていたが、大学を出ていないので、センターで日本語を教えていた。不遇の人である。大学を出ていたら、どこかの無名私立大学の先生ぐらいにはなっていただろう。
 代々木上原の辺は、大使館も多く、大使館員も多く住んでいる。ロシア犬のブルゾイだと思うが、ひょろ長い体躯でゆっさゆっさ毛を揺らせて歩くブルゾイにリードをつけて散歩させているロシア人風の人を見かけたことがある。
 瀬戸わんやもみかけたように思う。「卵の親じゃー、ぴーひゃら、ひゃっひゃー。ぴっぴっ、ぴーひゃらひゃっひゃ、アヒルじゃ、ガーガー」というギャグで一世風靡した小柄な師匠である。うつむいて、黒縁めがねをかけて、歩いていた。阪神巨人の阪神の「鳩胸、クルックー、猫背、ニャー、腹、ドスコーイ !」に匹敵するギャグ史上に燦然と輝くギャグである。
 今、酒を飲んでるわけではない。


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                               2022.12.31      土曜日

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