藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

ごぼうの力

  ごぼうの力
 血糖値が高かった。三年前に定年退職してから生活が変わったこともあるが、Ha1cが7.4になった。合併症はなかったが、三か月に一度、血液検査をして、検査結果をもらいに行って検査数値を見るのが非情な苦痛で、しばらく見られなかった。
 何とかしなければならない。いろいろ調べると、精製されたパンや砂糖、それでできた菓子パン、ケーキを食べるのがよくないことが分かった。もともと菓子パンやケーキは食べないから、週に四、五日飲む酒がいけないのだと思った。それで、週三日に酒を減らした。家のみしかしない。
 さらに、血糖値を上げないためには精製されたものをとらずに体が食物を吸収するときにワンクッション置く必要があることが分かった。繊維質のものがいい。それで、ごぼうに着目した。こんにゃくもいい。ついでに人参も色どりで入れよう。黒すりごま、白すりごまも髪の毛を黒く保つのにいい。それらを入れたら、きんぴらごぼうの誕生だ。
 昨年十月から今年の四月まで毎日、きんぴらごぼうを食べた。魚の練り物や鳥ミンチなども適宜、入れた。
 この四月のHA1cは6.3で、正常値が6.2以下だから、半年で1.1下がったことになる。熊本方式では60歳以上はHA1cは7以下でいいというから、許容範囲内である。
 きんぴらごぼうが続くのは、作るのに十分ぐらいで作れるからである。
 スーパーで売っているきんぴらごぼうは砂糖と油の塊だから駄目である。本みりんを使い、砂糖の代わりにパルスィートを使っている。三温糖を小さじに一、二杯入れることもある。
 血糖値の高いことにお悩みの方はぜひお試しあれ。


                           2023.6.12    月曜日

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