藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

頭の悪い批判一辺倒者

    黄文雄の言うことを鵜呑みにして中国批判一辺倒の武田鉄矢


  頭の悪い批判一辺倒者
 政治の世界には自分は圏外で
 批判ばかりしている政党がある。
 党員が23万人ぐらいになって
 存亡の危機にあるらしい。
 中国の批判ばかりしている輩がいる。
 武田鉄矢は黄文雄の言うことを鵜呑みにして、
 大陸中国批判をテレビやラジオで大っぴらにしている。
 石平という日本人に帰化した中国人も
 中国批判ばかりしている。
 サンケイ新聞は中国批判一辺倒の牙城だ。
 頭の悪い一般人もそれらを刷り込まれて、
 中国は「独裁」主義で選挙もしないから駄目だと言う。
 「独裁」だけでなく、「指導」もしていることがわからない。
 ろくに本も読まないから。
 安い、偏向した本しか読まないから。
 目的は自分がマウントを取りたいから。
 努力も大してしていない、頭の悪い、運の悪かった人生。
 それでも誰かを下にして、絶対的な下にして見下げていたい。
 こういうカスが日本人には一定数いる。
 そういう人間が頼りとするのが「日本人」「日本」という抽象的概念。
 「血」は代えられないから、「在日」を批判する。
 「血」は天皇制と表裏一体だが、
 天皇制には聖と俗、穢れの問題がからんでくる。
 それも文化的に絡んでくるから、理屈だけでは解決しない。
 既成左翼は解決できなかったじゃないか。
 大事なのは自己の相対化。
 文化という前代のものを矯めながら現代のものを
 入れて形作っているある種の傾向=文化に自覚的であること。
 それが肝要だ。



                             2023.8.30  水曜日

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