藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

文化というしぶとい存在

                       鴨川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず
 
   文化というしぶとい存在
 文化というのはしぶとい存在だ。
 正確に言えば、前代の文化はしぶとい。
 男尊女卑だって、女性のほうが男性より
 給料が少ないという形で残っている。
 それで、賃金差別のない教師に女性はたくさんなる。
 すると、女性の中で誰かが男性化する。
 女性車両を作っても
 その中で誰かが男性化する。
 比ゆ的に言えば、そうしたことがままある。
 この80年、自由だ、自由だと
 勘違いした自由がいいものだと日本人は思ってきた。
 アメリカの真似を、勘違いした真似をしてきたのだ。
 それがニートになり、引きこもりになり、
 自殺者も若者は増えている。
 かわいそうな話だ。
 無慈悲な社会だ。
 自分の今日、なすべきことをなすしかない。
 その中で、考え続けたい。
 自由尊重の文化について。
  鴨川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず。


                             2023.9.18   月曜日

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