藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

京都の未来 観光地化か地元居住民優先か

              京都の未来?
     京都の未来 観光地化か地元居住民優先か
 竹田恒泰氏かTikTokで珍しくいいことを言っていた。
 京都の未来は観光地化するか
 地元居住民優先にするか
 どちらかしかないと言っていた。
 二項対立的で攻撃的なのはいつものことだが、
 当たっている。
 パリやロンドンはすでに観光地化して
 土地価格、家賃がべらぼうに高くて、
 超富裕層しか住めなくなっている。
 それも住人は外国人が多い。
 地元居住民優先も説得性があまりなく、
 ただそこに生まれただけだろうと言われれば
 言い返せない。
 国というのは全国一律にするのが好きで、
 毎年発表される全国土地価格で
 どこら辺の土地を買って転がせば
 儲かるかが一目瞭然だ。
 京都だって御多分に漏れず、
 京都御所の周りは静かに
 外国人旅行者対象の
 ホテルが目立たぬように林立してきている。
 ある大学では観光学科を作り
 京都の観光地化にもろ手を挙げて賛成している。
 ジェフ・バークランドのような賢い外国人は
 鴨川のねきに住むようなことをしている。
 京都の未来は決して明るいものではない。
 しかし、明日は来る。
 最近は、外国人観光客のタクシーの相乗りをよく見かける。
 家族で借りたり、知り合いで借りたり。
 少しは観光地へ向かう混雑するバスの解決策とはなっているようだ。
 法律の規制緩和は大きな力を持つことがある。



                              2023.9.30  土曜日

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