植物 松竹梅 しょうちくばい 石原裕次郎 渡哲也 喜びの酒 松竹梅 ♪
石原裕次郎 渡哲也 喜びの酒 松竹梅 ♪
植物
松竹梅
しょうちくばい
松、竹、梅という三種類の木の組み合わせは、めでたいものの象徴的な表現である。
これらの植物は寒さに強いことから冬のあいだに珍重され、正月の門松やめでたいときの飾りとして使われる。松は永遠を表し、竹は清浄を表し、細工物や笛の材料に使われ、梅は高貴を表し、花の観賞だけでなく、実を食品や薬品にし、古くから重要な保存食となっていた。
ノート
日本人は中流意識が強いから、松竹梅と三つあったら、竹を選ぶ人が大半であるという。中華料理店で、注文の大半は、ラーメン、餃子、チャーハンであるそうな。ん?関係ないか。
松竹梅といえば、思い出すのは、松竹梅のCMソングである。酒のCMソングもいろいろある。
大関 :「酒は大関 心意気」
菊正宗:「やっぱり俺は 菊正宗」
松竹梅:「松竹梅」
白鶴 :「酒 白鶴」
日本盛:「日本盛は よいお酒」
松竹梅:「松竹梅」正確には以下の歌詞である。
飲むこと
すなわち喜びさ
喜びの酒
松竹梅 ♪
石原裕次郎から渡哲也へ歌い継がれたCMソング。
西田佐知子の「初めての街で」をベースにした「やっぱり俺は菊正宗」も捨てがたい。西田佐知子は関口宏の奥さん。「アカシアの雨に降られてこのまま死んでしまいたい 冷たくなった私を見つめて あの人は~ 涙を流してくれるでしょうか~」♪ 大学紛争のころの西田佐知子の歌。あれから、53年。社会矛盾を批判するより勝ち組になろうとして、負け組が40パーセントの社会が到来。それも拝金基準での話。田舎暮らしを楽しむ人もいる。
日本人って、ムーディーなものが好きですね。ほかの文化にも酒にまつわるムーディーなものはあると思います。カティーサークとか、ジンビームとか。かつて杭州では、娘が生まれると紹興酒の甕を仕込んで、嫁入りの時に持って嫁がせたとか。
2022.8.18 木