藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

菖蒲 しょうぶ 菖蒲は勝負に通ず 同音語が好きな日本人 笑点ではだじゃれの笑いが多い

  

 菖蒲 しょうぶ
 初夏に花を咲かせ、葉に芳香 ほうこう があり、邪気を払うとされる。「菖蒲」は「勝負」と音が同じなので武士に重んじられた。5 月 5 日の端午の節句(子供の日)には、葉や根を湯の中に入れ、風呂に入る。これを「菖蒲しょうぶ湯ゆ」と言い、昔からの習慣で銭湯せんとう でも行われる。菖蒲や似た形のアヤメは姿が美しく、大きく繊細な花弁が開く様さまは、美しい女性を形容する比喩に使われる。


  ノート
 立てば芍薬(シャクヤク) 座れば牡丹 歩く姿は百合の花 いずれがアヤメか杜若(カキツバタ)
 かつて女性の美しさをこう表現したと言う。寅さんになると、ちゃらちゃら流れるお茶の水、いきな姉ちゃん立〇〇となる。少し品がない。できるのか。
 菖蒲を勝負に通じると、ゲンがいいものと考えるのは日本人的で、日本人は同音、ダジャレが好きである。すでに述べたと思うが、大黒は大極(だいこく=たいきょく)に通じると考えた。吉野裕子氏の説である。笑点を見ていてもダジャレで笑いをとるのは多い。木久扇師匠はとりわけそれが顕著である。82才で現役とは立派である。木久扇師匠は、パステル風のイラスト、絵が上手である。馬鹿を演じられるのは天才のみである。


            

                                             ハチャハチャフゥー 意味不明





                             20228.20      土

×

非ログインユーザーとして返信する