藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

気候     気候温暖化は自然は人間が無限に搾取してよいという西洋近代の傲慢な思想に基づいて進展している。

    気候
 日本列島は南西諸島が亜熱帯気候に属すほかは、ほぼ温帯地帯に属する。夏は高温多湿、冬は北西の季節風が吹き込んで寒くなる。日本の気候の特色は季節がはっきりしていること、温帯の中でも最も降雨量が多いことである。日本人は季節感が鋭く、それが美意識に反映して日本人の感性を形成してきた。


   ノート
 気候と言えば、気候温暖化である。産業革命以来の科学技術の発展は、一部の国家、一部の人々の富の増大を増幅し、地球規模での自然破壊はますます拡大している。根底には、自然は人間が利用すべきものであり、いくら搾取しても問題はないという西洋近代の傲慢が存在している。日本もこの77年間、アメリカに倣い、自然破壊を行い、気候温暖化は著しい。
 テレビ映画を見ていると、耳に不快な金属音が急に流され、「~地域に暴風警戒予報が発表されました」「~地域に雷・竜巻警戒情報が発令されました」と人心を不安にする暴力的な天気情報がテロップで突発的に流される。我々の社会はこうした形で国家主義的、全体主義的な状況にマスコミの幇助のもとに向かっていくのであろうか。
 テレビマスコミの天気予報は結果だけを淡々と今日も流し続ける。気候予報士はエリートである。簡単に通る試験ではない。テレビはトップエリートが流し、中間層が見るものであったが、すでに非正規雇用やその他の非富裕層はテレビの偽善性を喝破し、テレビを離れ、ユーチューブやTikTokに流れている。〇〇〇をぶっ壊せ!


                                2022.8.23   火

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