藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

マイナポイント

 


    マイナポイント
 マイナンバーカードの申請、取得はすでに五年ほど前にしてある。今回、マイナポイントを最大20000ポイント得られると言うが、気が進まない。私は以前、作ったNanaco  ナナコ しかもっていないが、ブラック企業からポイントをもらってもうれしくない。最近、セブンにはいかない。三条西友で物を買うと、レジで「楽天カードはお持ちでしょうか」と必ず聞かれる。ないと言う意味で手を左右に振る。楽天カードはもうすぐ締め切りで、それまでに申し込むと8000ポイントゲットできる。どうでもいい。どうやら、カードと紐づけるらしい。カードは好まない。
 カードを好まない人は多い。それを崩そうというのが今回のマイカード申請者、取得者へのマイナポイントのプレゼントである。プレゼントというが、スーパーの入口に安売り商品を並べて消費者の財布のひもを緩めさせ、更に買わせようというのと変わりはない。
  織田信長は、晩年、この茶器は1000万円の価値がある。これをお前にやろうと言って、茶器を武将に与えたと言う。貨幣価値に変わるカリスマ認定価値である。
 東南アジアや中国では貨幣を信用しないから、昔から、貴金属保有を資産とした。国が安定していないから、人々は国を信用しない。それでカード決済は進む。しかし、日本は国が安定していたので、現金保有率が非常に高い。
 郵政民営化はアメリカの指示で、要便局に余っている金を吐き出させた。売国奴、小泉進次郎が唯々諾々と遂行した。次は、アフラックだ。保険を手に入れようとしている。いい加減にしろよ。ゲスアメリカ! すべてを金で換算する社会にはうんざりだ。
 日本人には日本人のやり方があるはずだ。どうしてそういう人間が出てこないのだろうか。金勘定しか頭にないのか。明治の人間なら「恥を知れ!」と言うことだろう。



                      2022.11.19   土曜日

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