香水有毒 毒のある香水
桂瑩瑩 | 香水有毒 | (1080P)KTV
香水有毒 毒のある香水 歌詞 部分
かつて一人の男を愛した
彼は私が最も美人だと言った
私は彼を一途に愛した
男は私を最も馬鹿な女に変えた
私は彼の言葉を真に受けた
私の唇が一番きれいだと言った彼
私の望みは高くない
変わらず相手にしてほしいだけ
でも
ある日彼は私に言ったのと同じようなことをほかの女に言った
彼からほかの女の香水のにおいがした
それはわたしの鼻の罪
ほかの女のにおいなどかぐべきでなかった
そっと涙を流した
彼の体からのほかの女のにおい
あなたの愛がわからない
ノート
裏切った男への思いを切々と語る女性。
軽快なメロディーの中に悲哀が込められている。
時に男は一途に愛してくる女がうっとおしくなり
新たな女を求めることがある。
愛は結婚となり、生活となって変貌していく。
しかし、そうなる前に壊れることがある。
それが歌となり、人々の共感を呼ぶ。
はやり歌にはそうしたものもある。
「それはわたしの鼻の罪」という歌詞は新鮮な表現。
すでに経典中国老歌(定番中国懐メロ)とは異なる、現在の、
改革開放後の青年男女の愛のなかでの逡巡を歌う普遍的な世界の歌である。
経済発展すると、漱石の描いた高等遊民や個を大事にする青年が生まれ、彼ら、彼女らが
流行歌を新たに紡ぎだす。
15年くらい前に流行り、最近、また、リバイバルで流行っているようだ。歌詞がいいのと曲が特有の繊細なリズムを持っているのがいいようだ。
2023.1.8 日曜日