藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

鶏肋  って知っていますか?

 鶏肋は食べようとしても肉はない=大して役に立たないから捨てる と解釈したのは部下の楊修。曹操は楊修の頭の良さに恐れをなして、楊修を死刑にする。疑い深い曹操らしい。
楊修が勝手に解釈したのを曹操は
面白く思わなかったのかもしれない。


鶏肋 けいろく って知ってますか? また、バカが「現代のことば」に書いています。
 2023.2.17 京都新聞 夕刊 「現代のことば」「鶏考」。華道家・写真家の〇坊専〇が「鶏肋」について書いている。「鶏肋」とは何かについて何も書いていない。鶏肋 けいろく とは、「にわとりのあばら肉」のこと。この一言がないから、何のことやらわからない。
 また、辞書、故事の丸写しで、魏の曹操が漢中 かんちゅう =要衝の地を手に入れたが、攻めるにも守るにも大変な険しい山岳地帯なので、軍議で曹操が「鶏肋」と言ったのを部下が「捨てたほうがいい」と理解し、魏軍は漢中から撤退することになった。そこから、鶏肋とは「大して役立ちはしないが捨てるには惜しまれることを指すそうだ。」と述べている。この丸写しがおかしいのは、「大して役に立ちはしないのに捨てるには惜しまれる」なら、捨てないだろう!ということである。「大して役に立ちはしないのに捨てるには惜しまれる」という元の意味が、「捨てるには惜しまれるが、大して役に立ちはしないから捨てる」という意味になったということを述べなければならないのに、そのことを述べていないのである。頭の悪い世襲馬鹿華〇家ではないか。
 全く逆の意味になる故事、成語は結構ある。「阿漕(あこぎ)なことをする」などもそうである。伊勢の禁漁区、阿漕で母親のために矢柄 やがら という魚を捕った孝行息子がはりつけにされ、強欲男になってしまう。
     また、ことわざ等には反対の意味のものもあることが多い。例えば、「急がば回れ」と「先手必勝」。「鉄は熱いうちに打て」と「大器晩成」。ケースバイケースに使い分けるものらしい。
     烏丸通の四条近くに、反り返ったような白い○○短大がある。北陸辺の金持ちの娘をだまして、連れてくるのだろうか。華なら勉強しなくてもセンスで乗り越えられると思っているのだろうか。華道の跡継ぎ関係者がこれでは、将来が危ぶまれる。京都新聞、内部の賄賂問題。どうなった!それを報道しろ。頭の悪い京都伝統文化金儲け世襲男に「現代のことば」を書かせるな!


                            2023.2.23  木曜日













                        2023.2.23   木曜日

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