藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

(2003) 米  ブルドッグ    BS12 2023.3.18 pm7:00-9:10

        

   (2003) 米  ブルドッグ    BS12 2023.3.18 pm7:00-9:10
   妻を麻薬組織に殺された麻薬捜査官の復讐劇を描く。
   あらすじ
 ロサンゼルスの麻薬捜査官(DEA)の凄腕捜査官ショーン(ヴィン・ディーゼル)はメキシコで7年間、追い続けていた麻薬組織のボスを逮捕する。しかし、新たにディアプロ(魔物)と呼ばれる男が麻薬販売勢力を拡大し始める。 
 ショーンは新しい麻薬組織ディアプロを撲滅しようとして、麻薬を大量に現金で買おうとするが、ばれて銃撃戦となる。ディアプロに妻を殺されたショーンはディアプロへの復讐を誓う。ショーンはディアプロのボスを殺して復讐を果たす。


  ノート
 力には力で向かう。殺してくるなら、その前に正当防衛で殺す。ダーティハリーと同じパターン。代わり映えしないアメリカの力信仰。どちらかが滅びるまで殺し合いを続けることをやむを得ないとしている程度の低さ。
 ほぼ一人で巨悪に立ち向かう。アメリカンヒロイズムの映画。ランボーと同じヒロイズム。無理なのに、巨大悪の組織に一人で立ち向かう。アメリカ人はそういう映画が大好きなようだ。いつでも自分がヒーローになりたがっている。我執の塊。


                           2023.3.21     火曜日

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