桜 開花 京都で過去二番目の早咲き
桜 開花 京都で二番目の早咲き
3月17日 金曜日 京都で過去二番目の桜開花宣言。二条城の中の指定された桜が開花していると宣言があった。
花は桜木 人は武士
敷島の大和心を人問わば 朝日に匂う山桜花 宣長
わが胸の燃ゆる思いに比べれば 煙は薄し桜島山 平野国臣
桜の木の下には死体が埋まっている 梶井基次郎
歌舞伎演目 義経千本桜
ぱっと咲いてぱっと散る 潔い死に方に美を見出した。そして、それを国家ナショナリズムが利用した。戦争をあおる人間は自らは戦争に行かない。後方で若者をあおり続ける。
それに乗る若者もいる。戦争は反対する者が多ければ続けられない。国家は反対させないために「隣組」や「五人組」で相互監視をさせる。「非国民」と言う言葉でおじけづかせる。
何もない。金も頭も見た目も運も。おまけに大した努力もしない。あるのはこの身とうらぶれた、やるかたない怒り、うらみ、つらみだけ。腹が立って仕方がない。せめては日本人に生まれたことだけで他国、他国民を差別できる思想が欲しい。これなら安心。暗いゲスの欲望。それが「神の国」「天皇陛下万歳」というスローガンの実態。それを利用するゲス、それに乗るゲス。悪かったのは軍部だけではなく、国民そのものもそうだったのだ。言い過ぎか。少なくともそういう教育をしていた。軍部上層部は毎日、酒池肉林。今、再び、戦争の、軍靴の音が聞こえる。
敗戦後、78年。歴史は再び繰り返すか。内村鑑三の絶対平和主義を信念にしたい。
NHK未契約者に三倍の視聴料請求の訴えを起こすと、犬HKが言っている。旧NHK党に不払い代理事務処理の委任状を依頼しよう。国家権力は放っておくと、勝手なことをする。最後は戦争で国民を戦地に駆り立てる。そのことをわからないあほうが半分いる日本人。
「神の国」に騙されて、また「天皇陛下万歳」と叫んで、死んでいくのか。私はまっぴらごめんだ。
2023.3.22 水曜日