藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

死について

    

    死について
 死ぬのは誰でも怖い。
 自分が亡くなってしまう。永遠になくなってしまう。
 耐え難い恐怖である。
 しかし、それは科学万能主義時代に毒されているからで、
 唯物主義が正しいとは言えない。
 唯心主義も悪くはなく、心からすべてが生まれると説く。
 文句を言うより感謝しろと言う。
 地位やカネ、名声は求めたからと言って得られるものではない。
 それらを得られるのはごく一部の人であるのは、
 65歳ぐらいになったらわかる。
 心を澄まして、本を読み、教養を広げ、
 見識のある人間になろう。
 死は一瞬。
 眠りに陥るようなもの。
 因果応報と輪廻転生。 
 修行方法は様々。
 仏教のいいところを取り入れよう。
 今なすべきことをなし続ける人に
 最後の瞬間、
 栄光が訪れる。
 内村鑑三は言っている。
 誰でも一生に一度、天使に会える。
 死の間際に天使に会えると。
 (内村的な真っ当なキリスト教信者だけだろう 
  が。)
                             2023.5.31    水曜日

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