裏町酒場 藤あや子
ノート
かなり前に藤あや子が歌ったもの。
藤あや子が歌うと、しっとりとした艶っぽい歌になる。
当然ながら声の伸びもある。
以前、アップした西田佐知子の裏町酒場と比べると、
西田のように投げやりな自嘲がなく、まじめさ、律義さが感じられる。
それも藤あや子の魅力の一つであろう。
歌は歌い手によって様相を一変する。
芸能とはそういうものなのだろう。
能でも、落語でも、演者によって持ち味、雰囲気、面白さが違ってくる。
そこに客は魅かれて、金を払うのだろう。
2023.11.02 木曜日