藤田昌志 比較文化のブログ

和・洋・中を比較文化学的に考察する。トピックは音楽、映画、本の紹介、歴史、文学、評論、研究等 多岐にわたる。

童年 (子供時代) 2024.3.7

「童年」长大了才知道大人并不好当 子供時代  歌詞  部分  大意   池のガジュマルの樹で   蝉がみんみん鳴く 夏の日   運動場のブランコに   ちょうちょが止まってる   黒板の先生のチョークの音   キイ―キイー止まらない   放課後が待ちどおしい   遊びが待ち遠しい子供時代   あるところにはいくらでもあるが   私のポケットには五円玉だけ   アニメの主人公は宝剣を振り回す   …

格物致知  3   荻生徂徠 2024.3.6

                   徂徠豆腐  格物致知  3   荻生徂徠  荻生徂徠は「「格物致知」の「物」は聖人の教えの具体的な内容で、それを習って『格(まね)き』寄せること=聖人の様々な教え、具体的な内容をわが物とすること が「格物」であるとした。『格』は『来(くる)』であると言う。そして、具体的な内容がわが物になれば、すなわち『知』が自然に明らかになる。つまり、『知』が至る、『致知』…

さくら(独唱) - 森山直太朗(フル) 2024.3.5

さくら(独唱) - 森山直太朗(フル) さくら(独唱) - 森山直太朗(フル) 刹那に散りゆく運命と知って   なくなるからこそ美しいという   日本人の美学が桜にはこめられている。                               2024.3.5   火曜日

格物致知 2 王陽明 2024.3.4

                     心即理    格物致知 2  王陽明  朱子より340年ぐらい後の人、王陽明は朱子の説く「格物致知」の教えを実行しようとして、試しに庭先の竹を格物しようとしたが、七日で頭がおかしくなった。王陽明は「心即理」(人が生まれつき持っている良知を実現すること)が真実だと説いた。(pp.263-264) 佐藤雅美(平成28)       ノート  朱子学は本を大量…

桜   コブクロ 2024.3.3

コブクロ/桜【歌詞付き】   桜   コブクロ   春の歌。   桜。                             2024.3.3  日曜日

いただきます  はなぜ言うのか?       2024.3.2

         いただきます はなぜ言うのか? ある県で、保護者が学校に電話してきた。「給食の時、子供たちにいただきますと言わせるのはやめてほしい。」教師がなぜかと問うと、「給食費を払ってるんだから」と言う。実際にあった話。  天ぷら屋さんで聞いた話。母親と娘が「いただきます」を言おうとしたら、父親が「言わなくていい。金を払うのは俺だから」と制した。給食費を払ってるから、という保護者と同じ次元…

格物致知     2024.3.1

   格物致知  かくぶつちち 「吾の知を致そう(完成しよう)と思うならば、物に即してその(物の)理を窮めなくてはならぬ」(大学『格物致知』)。人間は「知」(認識力)を有するが、知は不完全なものである。一方、万物で「理」を有しないものはない。だから、学問をする者はすべからく万物の「理」を窮め万物に即し、万物の「理」を手掛かりに「知」を完成するように努めなければならない。そうすれば聖人になれる。(…

  餅         2024.2.28

                   餅     餅と日本人  餅を正月に禁忌する地域がある。柳田国男は晩年、餅なし正月について、元旦は餅が神に供えられているべき期間であったから、禁忌したのだろうと述べている。  安室氏は餅なし正月は、一族の団結を自覚することと他家への自己顕示の両方の意味があると言う。  餅なし正月は、餅を入れた雑煮を食べることは含まない。                   …

煩悶青年の世界観      2024.2.26

       藤村操 華厳の滝投身自殺前に記した「巌頭感」にある言葉  始めて知る大なる悲観は大なる楽観に一致すると  煩悶青年の世界観   明治後半の藤村操等の煩悶青年の世界観は、一方で宗教と、他方でユートピア的な国体論と結びつきやすかった(p.105)。 宗教を経由して、日本的な全体主義が生まれた(同)。中島岳志 島薗進(2016)   ノート  ここで言う宗教とは親鸞主義や日蓮主義のことで…

あの素晴らしい愛をもう一度  フォーククルセダーズ     2024.2.25

あの素晴らしい愛をもう一度  あの素晴らしい愛をもう一度  フォーククルセダーズ   命かけてと誓った日から  素敵な思いで  残して来たのに  あの時同じ花を見て  美しいと言った二人の心と心が  今はもう通わない  あの素晴らしい愛をもう一度  あの素晴らしい愛をもう一度 若いのに愛のはかなさ、うつろいやすさを知ってしまっている。  人と人が心を通じ合わせ続けるのは難しいと歌っているようだ。…

「悲しくてやりきれない」 ザ・フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders)2024.2.24

「悲しくてやりきれない ザ」・フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders) 「悲しくてやりきれない」 ザ・フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders)  悲しくてやりきれない  とてもやりきれない  このやるせないもやもやを  だれかに告げようか     ♬   青春のゆらぎか   こういう悲しみの歌を   よく作ったものだ                  …

 天  神   天皇          2024.2.23

               天   天  神   天皇   天とは①青空の天。それから、②理想的な存在で、人である治世者を通して、理想社会を実現させる。さらには③人格神的絶対者。中国ではこうしたカテゴリーが一般的だ。  神とは西洋では絶対的な存在で、人格神である。人が死んだとき、神によって「お前は天国、お前は地獄」と神の審判で行き先が決まる。神の恣意的な判断にゆだねられ、恐ろしいので、西洋人は…

吉本隆明の科学原罪論と親鸞の悪人正機    2024.2.21

          吉本隆明の科学原罪論と親鸞の悪人正機  吉本隆明の反原発批判は、原発は科学の行き着くところであり、完全な原発防御施設をつくるしかないという考えに基づく。  吉本隆明の反原発批判には二つの側面があり、一つは進歩主義の側面で、科学の進歩は人類の進歩であり、理性・知性の無謬性を基礎とする設計主義的合理主義に依拠している。もう一つは、科学を進歩させ、原発を作ってしまったことを吉本は「…

 風     はしだのりひことシューベルツ  2024.2.20

風 はしだのりひことシューベルツ 風     はしだのりひことシューベルツ   昭和44年の歌。     ちょっぴり寂しくて 振り返っても   そこには  風が吹いているだけ   ♬                               2024.2.20  火曜日

生きのびた国家神道    2024.2.19

  生きのびた国家神道   1945年以降、国家と神社組織の結びつきは解体されたが、皇室祭祀は維持された。GHQが教団中心的な宗教観(=国家と教会組織は分けなければならない、逆に言えば分ければそれでいいという考え)による判断をしたからだ(p.170)。GHQは皇室祭祀は天皇の私的な事柄で、問題ないと考えた。それはアメリカ的な宗教観に基づく判断(国家と宗教組織を分ければいいという考え)だった。  …

 岬めぐり4K / 山本コウタローとウイークエンド  2024.2.18

岬めぐり4K/山本コウタローとウイークエンド  岬めぐり4K / 山本コウタローとウイークエンド  山本コウタローも亡くなった。  懐かしい歌。  50年近く前の歌だろう。  悲しみ深く 胸に沈めたら  この旅終えて 街に帰ろう ♬                             2024.2.18  日曜日

ある日突然 ~ トワエモア    2024.2.17

ある日突然 ~ トワエモア  ある日突然 ~ トワエモア   うっすら記憶に残る歌。  名曲だと思う。  かけがえのないものは壊れやすい。                              2024.2.17  土曜日